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時を超えて

11月に入って急に寒くなってきて、ついに暖房を解禁しました。

たしか2月末に入団させていただき、1,2回練習に参加しただけですぐに新型コロナの騒ぎとなってしまって今日にいたります。

なかなか直接お会いできない中でも、このブログリレーやZoomでゆるーくつながれていて、なんだか不思議でありがたいなあと感じています。

 

安直ではありますが、最近聴いている音楽について書いてみようかなと思います。

1曲目は、フランクのフルートソナタ。つい2週間ほど前に友人が貸してくれたCDに入っていた曲です。

1975年の収録で、ジャケットのアルゲリッチがとっても若い!パワフルなおばあちゃんというイメージしかなかったので驚き(笑)

フルートはゴールウェイという方で、透き通るような音色がとってもきれい。

ピアノとフルートの掛け合いというか、音の絡み合いが聴きごたえたっぷりでお気に入りです。

 

2曲目は、ドヴォルザークのチェロ協奏曲。こちらは7年前に友人からもらっていた音源なのですが、今じわりと来ています。

チェロの渋くていい音色が堪能できて、かみしめればかみしめるほどカッコイイ。

そして2楽章に歌曲「Lasst mich allein」のメロディが出てきて、その儚い感じと主題のカッコよさの対比もまたとても素敵。

チェロはフォークラーというドイツ人の方で、調べてみるとまだ50代みたいです。いつか生で聴いてみたいなあ。

 

どちらも時間差で、なぜか今の私に刺さる音楽です。

録音演奏があるからこそこうして時間を超えてなお楽しめるし、時間を経てなお楽しめる演奏に感謝!

そして聴いていると自分もやりたくなってくる…

 

早くコロナ収まってほしい~と思ってしまうけれど、これから冬で耐えどころでしょうか。

今楽しめる音楽をしっかり楽しんで過ごしながら、団員の皆さんと一緒に歌える日を心待ちにしています。

 

by ドイツ娘


混声合唱団ノイエ・カンマー・コール