日曜日の夜です。窓からの心地良い夜風と蛙たちの合唱に癒されながらこのブログを書いています。そう、私が暮らす加東市は神戸の中心から北に約1時間、山田錦という酒米で有名な地域です。この時期にはあちこちの水田から、冬の長い眠りから覚めた蛙たちの喜びの歌が聴こえてきます。こんなことを言うと笑われそうですが、こんな蛙たちの様子が自分のように思えてくるのです。
もうすぐノイエに入団して1年。毎週土曜に車を走らせ六甲山をはるばる越えて練習に向かいます。ちょっとした旅みたいなものです。車でラジオを聴いたり考え事をしたりしているといつの間に神戸の海と町が見えてきます。合唱は中学校の音楽会以来。ピアノの伴奏や他パートの美しい声に聞き惚れて、自分の出番に出遅れること多々の私ですが、歌うことが楽しくて仕方がありません。こんな私はまるで5月の蛙たちなのです。忙しい毎日のなかで、自分だけのこの時間を大切に、これからも山越えの旅は続きそうです。
by K.R
混声合唱団ノイエ・カンマー・コール
<今日練習した曲>
♪ 薔薇のかおりの夕ぐれ(千原英喜)
♪ はっか草(千原英喜)
♪ すみれ(千原英喜)
♪ みやこわすれ(千原英喜)
♪ 夏の終わり(森山直太朗)
<会場>
神戸学生青年センター本館・ホール