Der Neue Kammer Chorとは、ドイツ語で「新しい室内合唱団」を意味します。今までにない新しいスタイルの合唱団を目指して、1986年10月に神戸で結成されました。「新しい室内合唱」といっても特に珍しいことをしたり難しい曲を演奏するということではなく、色々なスタイルの曲を、少人数の持ち味を生かして演奏していこうという気持ちを表しています。少人数の合唱は、はじめて歌う方や大合唱に慣れた方にとっては最初は心細く感じるかもしれませんが、大人数では表現できないような細やかな音楽づくりを楽しんでいただけます。
結成当初は大学時代に合唱をやっていた若いメンバーがほとんどでしたが、結成30年を超えた現在は、幅広い年齢層(主に20代~60代)の30数名で構成されています。共通点は、歌を歌いたい、合唱をやりたいという気持ち(情熱!?)をもつ人たちだということ。職業も学生から会社員、学校の先生、主婦、リタイア後の方までバラエティに富んでいるので、普段の生活ではなかなか接点の持てないような人とも知り合え、一メンバー同士としてフラットに話せるのもノイエの魅力です。
毎年10月に行っている定期演奏会をはじめ、6月の兵庫県合唱祭への出演、7~8月のサマーコンサート、12月のクリスマスコンサートをメインに活動しています。その他、その年毎に行う活動もあり、充実した演奏活動をしています。
また演奏活動以外にも、毎月のハピバ(その月生まれの団員をお祝いする会)や有志グループが一芸?を披露する新年会、バレンタインの女声合唱/ホワイトデーの男声合唱などの団内イベントも豊富で、アットホームな雰囲気なのがノイエの特徴です。
ジャンルにこだわらず、ルネサンスの作品から現代の作品まで、日本の曲も海外の曲も、ア・カペラも、ピアノ伴奏つき、オーケストラ伴奏、オルガン伴奏まで、幅広い作品を演奏しています。 また、ジャズバンドの伴奏で、ジャズやポップスにも積極的に取り組んでいます。いずれのジャンルの曲でも、スタンダードな作品から珍しいものまで、幅広く取り上げることにしています。(詳しくは演奏会の記録ページをご覧ください)
中学時代は吹奏楽とバンド活動に没頭し、高校から合唱を始めた。大学卒業後、混声合唱団ノイエ・カンマー・コールに参加。現在、混声合唱団ノイエ・カンマー・コール指揮者、神戸大学グリークラブ顧問・技術顧問を務める。一方、ジャズユニット「脱力音楽研究会」のギタリストとして、「Duet2009コンテスト」セミファイナル、高槻ジャズストリート等、各種音楽祭、ライブイベントに出演。これまで3枚のCDアルバムに参加。指揮を斉田好男、北村憲昭、ジャズギターを渡部純、松下政秀、音楽理論・アレンジを小野田享子の各氏に学ぶ。